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港町食堂 ( 奥田英朗 )

 奥田英朗著「港町食堂」を読んだ。
 毎回船で港に入る船旅港町探索紀行。港町の人々とふれあう軽めの紀行文は、物足りなく感じる人もあり。

港町食堂 (新潮文庫)
港町食堂
著者:奥田 英朗
出版社:新潮文庫
おすすめ度:
Amazon.co.jp で詳細を見る

 お気に入り度:★★★

 雑誌『旅』の企画として、毎回船で港に入り、港町を探索して書かれた紀行文。
 奥田英朗氏に随行するのは、新人編集者、カメラマン(編集長もときどき登場する)。

 彼らが訪れる港町は六ヶ所。

  1. 高知・土佐清水編
  2. 五島列島編
  3. 宮城・牡鹿半島編
  4. 韓国・釜山編
  5. 日本海編
  6. 稚内・礼文編

 観光名所なども訪れているが、中心は船旅、港町の食堂巡り、スナック巡り。
 港町の人々とのふれあいなども含めて、そこで見て感じたことをサクッと軽めに描いた紀行文となっている。

 そのため、旅で見たり触れたりしたものへの、著者の濃厚な考え方や感じ方はあまり描かれていないので、著者独自の価値観で、あれこれ掘り下げたものを読みたい人には不向き。
 また、ここへ行ってみたいとか、この食堂へ行ってみたいと思わせるものも感じられず、寄港旅の様子を楽しむエッセイの色合いが強い。

 本書は、著者の価値観による深い見聞録的なものを期待していた私には、物足りなかった。
 旅を通して奥田英朗氏の個性は感じられたものの、はしゃいだり、自嘲している印象が強く残り、たびたび出てくる『ウー・ララー』や『ワオ』といった感嘆詞に、読んでいて恥ずかしくなってしまった。

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