忍者ブログ

Reading Books [ 書評・ブックレビュー ]

Home > 宮部みゆき > あかんべえ

あかんべえ ( 宮部みゆき )

 今年発行の文庫本、宮部みゆき著「あかんべえ」を読み終えた。

あかんべえ〈上〉
あかんべえ〈上〉 (新潮文庫)
おすすめ度:
あかんべえ〈下〉
あかんべえ〈下〉 (新潮文庫)
おすすめ度:
著者:宮部 みゆき
出版社:新潮社
出版日:2006-12
powered by a4t.jp

 約2日で読み終えてしまった。
 どうにもこうにも読まずにはいられない状態だった。

 料理屋ふね屋には五人の亡者がいる。
 宴席で暴れたおどろ髪の男、あかんべえをする少女、美男の侍、あだっぽい姉さん、按摩の爺さん。
 彼らを見ることが出来るのは、ふね屋の十二歳の娘・おりんだけ。
 おりんは、彼らと心を交わしていくうちに、ふね屋との因縁を知り、亡者を成仏させるべく、彼らの複雑にからまった因縁を紐解き始める。

 亡霊が登場することでホラーという位置づけになるのかもしれないが、内容はその謎を解き明かし、一件落着に向かうミステリーもの。
 一連の亡者騒ぎを通して、亡者達の悲しき過去の因縁が描かれており、やり切れない気持ちにさせられるが、読後は暖かな余韻を残してくれる。

 読者を怖がらせようと作られた作品ではなく、悲しき人の運命を描き出した時代怪奇小説。

スポンサード リンク

コメント

※本サイトと関連のない内容のサイトのURLが入力され、宣伝行為と判断した場合、コメントを削除することがあります。
名前
サイト(任意)
コメント
※コメント欄に表示されている文は認証ワードになっていますので、削除せずにそのままコメントをご記入ください。

ページトップへ

プロフィール

profile
HN:yososuzume
星新一と藤沢周平中毒者。
ミステリー・サスペンス、ホラー、歴史人物、ユーモアなど幅広く読んでいます。

Twitter:@yososuzumeをフォロー

mail

PR

アーカイブ

ブログランキング

  • 人気ブログランキングへ
  • にほんブログ村 本ブログへ
  • にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
  • にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
  • にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ
  • blogram投票ボタン
  • 池波正太郎
  • 藤沢周平作品を語ろう
  • 本好きPeople

Copyright c2008 Reading Books All Rights Reserved
忍者ブログ [PR]