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高野本ほとんど購入 ( 高野秀行 )

 先日高野本中毒になっていると書いたが、結局数店のブックオフ巡りをし、「ミャンマーの柳生一族」「怪魚ウモッカ格闘記」「アヘン王国潜入記」の文庫本を手に入れた。
 中古で見つからなかった「極楽タイ暮らし」「巨流アマゾンを遡れ」を書店で注文してゲット。
 これで未文庫化の「西南シルクロードは密林に消える」「世界のシワに夢を見ろ!」「アジア新聞屋台村」「怪獣記」以外をすべて入手した。(単行本はかさばるし、高いので文庫本になるまで待つつもり)

 早速読もうと思ったが、ちょっと一息入れてブックオフ巡りで購入したPHP文庫の「武田勝頼」を2日ほどで読んだ。(一息じゃないか)
 その後「ミャンマーの柳生一族」をほぼ1日で読み終えた。

 最初は執筆順に読んでいこうかと思っていたが、

「ミャンマーの柳生一族」書き出しより

 伝えるに、
 徳川幕府の黎明期に暗躍した集団があった。
 その名を柳生一族。
 宗矩、十兵衛ら、あまたの剣の達人を排出する一方、
 幕内および諸大名の監視役を務めることで、
 隠然たる勢力を築いたとされる。
 その柳生一族が今、ミャンマーに再来し、
 国を牛耳っているという・・・。

 という書き出しを見て、読まずにはいられなくなって、これから読み始めた。
 書き出しを読んだとき、「柳生一族の子孫が裏でミャンマーを牛耳っているのか!?」と思ったが、実際にはミャンマーに柳生一族はおらず、国の体制と政治家たちの対立構図などが江戸幕府と似ていることからこういうタイトルがついたようだ。

 ミャンマーという国についてテレビで流れてくる情報くらいの知識しかなかったのと、最近日本人ジャーナリストが軍の発砲で死亡した事件もあって、実際どういう国なのかという興味もあって、興味深く、そして楽しく読むことができた。
 また、比較的覚えにくい東南アジアの人の名前とその立場がうまい具合に江戸幕府のものと合い、大まかなミャンマーの像を理解することができた。
 あとがきに書いてあるが、訪れた2004年から一年後の2005年、彼がミャンマーを訪れた時には国の権力図にかなり変化があったらしいので、現在はもっと変わってしまっているかもしれない。

「ミャンマーの柳生一族」は他の高野著書と同じく、現地の人々との交わりでミャンマー個々の人となりが伝わってくるし、読者を楽しませる文章で益々嵌ってしまった。

 ちなみに高野氏は2/11(今日)から1週間ほど「トルコ&コンゴビデオの上映会」でミャンマーに行って来るらしい。
高野秀行オフィシャルブログ「辺境・探検・冒険ブログ MBEMBE ムベンベ」

 

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